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J-ANIME
胸キュン、ケラケラ、そしてジワッ〜っと、阿賀沢紅茶のMANGA/ANIMEから、内宇宙を観る。
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*TAO LABより
SF、ファンタジー、歴史、音楽、異世界もの......日々、実にさまざまなジャンルのANIMEを観ている。
そんななか、特に楽しませてもらっているのが『氷の城壁』と『正反対な君と僕』。
どちらも漫画家・阿賀沢紅茶(あがさわ・こうちゃ)さんの原作の、王道の学園青春ANIME。
これが実にいい。
胸キュンとして、ケラケラ笑って、そしてジワッと考えさせられる。
MANGAは未読ですが、台詞の空気感によって変わる絵のタッチも、どのアニメもだが、声優さんたちもとても素晴らしい。
『氷の城壁』は、他人との間に壁を築いてきた女子高校生・氷川小雪が、仲間との出会いを通して少しずつ変わっていく物語。
『正反対な君と僕』は、明るいけれど周囲の目を気にする鈴木と、物静かだけれど自分を持つ谷を中心に、恋愛と友情を描く物語。
個人的には『氷の城壁』の主役=氷川小雪ちゃん、お顔もキャラもお気に入りです。
『正反対な君と僕』の主役=鈴木みゆちゃんもキュートですけど。
2026年、両作品がアニメ化された阿賀沢紅茶さんの魅力は、なんといっても人物の心理描写とユーモア。
明るいひとにも不安があり、無口なひとにも伝えたいことがある。優しいひとだって、誰かを傷つけることがある。
そんなひとりひとりの心の揺らぎを、可笑しく、愛おしく描いていく。
● ひとりひとりが、ひとつの宇宙。
僕たちは、同じ宇宙に生きていると思っている。
でも、本当にそうなのだろうか。
同じ景色を観ても、同じ言葉を聴いても、同じ出来事を体験しても、感じることはひとりひとり違う。
僕たちが観て、感じ、体験する世界は、すべて自分という存在を通して立ち現れている。
そう考えると、ひとりひとりの内宇宙こそが、それぞれにとってのリアルだ。
そして、その内宇宙は誰ひとりとして同じではない。
だから、すれ違う。傷つく。
でも、だからこそ、知りたくなる。伝えたくなる。つながりたくなる。
『氷の城壁』も『正反対な君と僕』も、そんな内宇宙同士の出会いを描いた物語として観ると、また違った面白さが浮かんでくる。
相手を理解するとは、自分と同じ世界に引き込むことではない。
自分とは違う宇宙が、そこにあると知ること。
そして、違うままに響き合うこと。
同調ではなく、共鳴。
描かれていないものを、観る。
考えてみれば、MANGA/ANIMEという表現そのものも面白い。
MANGAでは、コマとコマのあいだに描かれていない時間がある。
ANIMEでは、そこに声、息づかい、沈黙、音楽が加わる。
MANGAは、描かれていないものを読ませる。
ANIMEは、語られていないものを聴かせる。
そして、観るひとそれぞれの内宇宙で、物語は完成していく...
世界を救うヒーローがいなくてもいい。
誰かのほんのひと言が、別の誰かの宇宙を大きく変えてしまうこともある。
阿賀沢紅茶さんの作品は、そんなことを笑わせながら、胸をキュンとさせながら、そっと感じさせてくれる。
青春時代をとうに過ぎたオッサンにも、まだまだ発見がある。
僕たちは、同じ宇宙に生きているのではない。
それぞれの宇宙をソウゾウしながら生きている。
ひとりひとりが、ひとつの宇宙。
その内とも呼べる宇宙と宇宙の「あいだ=外」に、もうひとつの宇宙が生まれる。
胸キュン、ケラケラ、そしてジワッ。
そんな内宇宙の旅を楽しませていただいています〜。
...あぁ〜そうだ、そうだ、このANIMEで描かれている時=10代のころと同じような恋心はムズいだろうけど、好きなヒト、この年齢の恋心とはどんな体験なのか?年相応のワクワクドキドキに出会いたいものです〜:)


