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本日の一本 2026459318855392
ビートルズ・アンソロジーを「逆」から観るということー始国メグリテマワル旅に向けてー
*TAO LABより

♥ 時間を遡る旅と、始まりの国・阿波
3月3日、雛祭りから始まる始国メグリテマワル旅。
最初の地、阿波・徳島は、なぜか逆時計回りで巡る。
そこから土佐・高知、伊予・愛媛へと進み、伊予西部を抜けて讃岐・香川へ入る頃には、流れは自然に時計回りへ戻っていく。
なぜ遍路は逆から入るのか。
それは、まずは「現在から過去へ」潜るためだ。
阿波という土地は、「今」から「過去」へと身体と記憶を引き戻す場所なのかもしれない。
始まりの国であり、同時に、記憶の奥へ降りていく入口。
物語から神話へ。
四国は、まず死国となる。黄泉をくぐらなければ、再生は起きない。
最近、The Beatles Anthology にドキュメント9が加わった。
1から8までで「完結した神話」だと思っていた物語に、あらためて光が差し込まれた。
今回、始国旅立つにあたり、なぜだか〜ビートルズのソウゾウエネルギーをあらためて浴びたくなった。そしてこのドキュメントを私はあえて9 → 1つまり「今から過去へ」遡る順番で観た。
すると何が起きたか?
彼らの若さが、彼らの未熟さが、彼らの衝動が、"結果"としてではなく、"種"として見えてきた。
成功へ向かう物語ではなく、まだ何者でもないエネルギーの胎動として...逆から観ることで、神話が、人間の体温を取り戻す。
♥ 宇宙から降ってきた音楽と、人間のユーモア
あらためて感じる。
ビートルズは、やはり飛び抜けている。
楽曲をいくら分析しても、理論をどれだけ積み上げても、どこか説明しきれない部分が残る。
それはたぶん、彼らの音楽が「地上」だけで完結していないからだ。
宇宙銀河。
天界。
光。
そうした場所から、一度、音として降ってきたものを、彼らは人間の手触りにまで落とし込んだ。
しかも、深刻になりすぎない。必ず、ユーモアがある。笑いがある。照れがある。
...この軽さ明るさと深い探求精神というシンのアソビの同居こそが、ビートルズを「特別」にしている。
♥ インターネットのない時代に、彼らが果たした役目
今のように、ネットで世界が瞬時につながる時代ではなかった。
それでも、彼らの音楽は地球を一つにした。
国境も、
言語も、
思想も越えて、
同じ歌を、同じタイミングで口ずさませた。
彼らには、音楽によって世界を調律する役目が与えられていたとしか思えない。
それは支配でも啓蒙でもなく、ただ「共鳴」「共振」させること。
♥ 逆回転の旅が教えてくれるもの
阿波を逆時計回りで歩くということ。
アンソロジーを逆から観るということ。
どちらも共通しているのは、過去を懐かしむためではないという点だ。
現在に戻るために、いったん過去へ降りていく。
記憶を回収し、身体に戻し、もう一度、未来へ進むために。
ビートルズもまた、世界も、私たち自身も、そうやって螺旋を描いてきたのだろう。
始まりの国から、始まりの音楽とともに。
始国をメグリテマワルとは、外を巡る旅でありながら、内側の時間軸をまずは一旦逆回転させること。
ビートルズの神話も、始国の旅も、回転方向を変えたとき、エネルギーは体感へ変わる。
この春の旅は、そんな逆回転から、再び前へ進むための正回転へ...そんな時空もメグリテマワル「マジカルミステリーツアー」への誘いです。
あなたからの「お布施」「お足」「お餞別」募集中です:)
皆さまから届いた「お足=エネルギー」が加わり...「同行三人=皆の衆」さてさて、どんな「生活観光ガイドブック 始国メグリテマワル旅」が出来上がるのか?顔晴ります:)


