MAGAZINEマガジン
LAB LETTER
日本語脳KAWAII研究〜:)その2 明治から現在 ...「かわいい」から「KAWAII」世界へ
*TAO LABより
■ 明治〜戦前|一時的な後景化
近代化の中で、美しい、立派、強い、進歩的が価値の中心となり、「かわいい」はやや家庭的・私的な言葉へ。
それでも消えずに"生活語"として残り続けたことが重要。

■ 戦後〜1970年代|少女文化と再浮上
戦後、子ども文化、少女マンガ、キャラクターと結びつき、「かわいい」は再び前景へ。
弱さ・未完成・無垢を肯定する感性が、高度成長の「強さの価値観」へのカウンターとして機能。

■ 1980〜90年代|KAWAIIの自立
漫画やアニメとともに原宿、ファッション、サンリオ、アイドル、ポケモン等を通じて、「かわいい」が美やセクシーから独立した価値軸になる。
強くなくていい、完成していなくていい、支配しなくていい
90年代半ば以降〜世界的なVIP=アーティストやミュージシャン、著名人がネット空間にキティちゃんやポケモンのマーチャンダイジング商品を「KAWAII」としてアップ。
■ 2000年代〜現在|世界語 KAWAII
その後SNSの普及によりインフルエンサーとなった彼女たちを媒体に、翻訳されず、音のまま「KAWAII」として世界へ。
評価語ではなく感情の即応語〜共鳴のサイン...弱さを排除しない思想として受け取られている。



