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本日の一冊
現代の鳥獣戯画=アニメの設計図、絵コンテこてこて、興味シンシン、楽しんでます:)
*TAO LABより
「絵コンテ」とは、映画・アニメーション・CM・ミュージックビデオ・ゲームなどの映像作品の設計図ともいえるものです。英語では「Storyboard」と呼ばれます。
「絵コンテ」と「マンガ」――どちらも「絵とコマで物語を語る」点では似ていますが、目的・視点・完成度・読者がまったく違います。
...絵コンテ=映画やアニメの「下書き」
制作スタッフ対象〜撮影やアニメーション制作のために描かれる「設計図」
時間の流れ(映像のテンポ)1コマ=1カット(映像の単位)
...マンガ=読者に見せるための「完成品」
一般の読者〜それ自体が作品であり、読者の心を動かすための最終形態
空間の流れ(ページ構成とリズム)1コマ=物語の流れの一部(読者の時間を作る)
シェフでもないのに飲食店造り
先生でもないのに教壇に立ち、
語学達者じゃないのに異国で暮らし、
出版経験もないのに本を編む。
――「ない」ことを「ある」にする。この"無"から"有"への跳躍が、たまらなく好きです。
「かた」がないから、自然と「型破り」になる。
でもそれこそが、私という個の存在、いのちのリズム。
世の中の常識よりも、内なる衝動に従って動く方がずっとオモロく、美しい。
いま、やりたいのは――アニメを創ること。
心の奥のスクリーンにずっと映っていた夢を、この現実にプロジェクションしたいのです。
やりたいことが見えたら、そこへ一直線。時間も、お金も、体も心も、魂とともに、惜しまず注ぐ。
それは"プロ"になるためじゃなく、その世界を心底愛する"超一流の素人"でありたいから。
「型破り=シン・ソウゾウ」。
この世をちょっとだけ新しく照らす、そんな遊び心と祈りのリミックスを、これからも、面白がっていこうと思います。
「今」むちゃくちゃそのための本を読み、映像を観て、さらにさまざまな関係するところに身体を運び...体験というリアル、積み重ねています。
そして「絵コンテ」、あらためて設計図を見ながら完成作品を視始めています。
最新絵コンテ体験はこちら。
このアニメをあらためて鑑賞し、また、絵コンテ拝見し、現代のマンガやアニメ、ゲームは平安の「モノガタリ」が進化した形。『鳥獣戯画』の線が、二次元で光として生命を宿し、躍動しています。
「毎日が生活観光」〜感動というソウゾウ=道楽道は続く〜