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本日の一冊
『かぐや姫の罪と罰...かぐや姫の物語』旧暦8月15日=新暦10月6日(月曜日)は姫が月に戻った日です〜その2
*TAO LABより
『かぐや姫の罪と罰...かぐや姫の物語』旧暦8月15日=新暦10月6日は姫が月に戻った日です〜その1に続き...
この作品『かぐや姫の物語』、ジブリ作品としては費用対効果そんなに高くなかった模様ですが、技術的にも内容的にも相当深く...高畑勲監督はこの作品で「マンガ・アニメのルーツとも云える絵巻物が動くような映像美」を実現し、アニメの芸術性を日本の美とともに証明。「アニメを子供向け娯楽ではなく、人類の表現芸術へ」と昇華させました。
また、高畑勲監督は『かぐや姫の物語』において「罪と罰」というテーマを強調しました。これは原典『竹取物語』には明確に描かれていない解釈であり、監督があえて物語に新しい深みを与えた部分です。
とともに偉大な作品に共通する"天(あま)""上(うえ)"からのなんらかのインスピレーションをキャッチし、それをこの次元に具現化したとも云えます。
「かぐや姫の罪」とは何か?
「生きたい」「感じたい」という欲望=生そのものを望んだことが「罪」とされるのか...?
「かぐや姫の罰」とは何か?
命を持つことの喜びと同時に、避けられぬ苦しみを背負うことが「罰」なのか...?
完全な世界(月)に留まるのか、不完全で苦しいけれど命が輝く世界(地球)を選ぶのか――。
罪と罰の果てに、私も「今・此処・地上」に存在しているなら〜この運命を受け入れ、宇宙の監獄かもしれないこの闇と魔に囚われた不完全な世界で、愛や別れを経験することで成長したいとは想います。その痛みと歓びの両方で魂を育くむ、ここは宇宙学校とも云えます。
さらに、そんな流刑地かもしれない、この星には、、、数えきれぬほどの美しさもあり、生活や旅を通して"毎日が生活観光"光を観て、感動しています。
不自由も、不合理も、試練の仮面をかぶった贈り物とも云えます〜だから微笑んで受け入れ、過ごせることそのものが「シンの自由だ!」と実感しています。
私のモットーをあらためてお伝えします。
"Think Cosmically, Act Joyfully"
宇宙を思い、日々を感動で満たして生きます。
あなたはどう思われますか?
下記、この作品が出来るまでのプロセス〜それは悪戦苦闘、四苦八苦の時でもあったと想われますが共感したく手に入れました。
フィルムコミック かぐや姫の物語 上
フィルムコミック かぐや姫の物語 下
かぐや姫の物語 ビジュアルガイド
ユリイカ 2013年12月号 特集=高畑勲「かぐや姫の物語」の世界
来週10/6(月)の城ヶ崎海岸ビーチクリーン、楽しみです。
かぐや姫に会いたいなぁ〜:)