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シン・カガク
"ミロクの世" その2 出口王仁三郎が説く『法報応の三身』
注)王仁三郎さんの写真の中で今はこれが一番気に入っております:)
おじいちゃんではなく、おばあちゃんのような「暖かさ」「優しさ」が。
私はおばあちゃん子でもあったので、なおさら、感じちゃうのかな?
*TAO LABより
前回〜からの続きです。
今回のキーワードは『法報応の三身』です。
出口王仁三郎が説く法報応の三身は、仏教(特に大乗仏教)の「三身説」を、大本教の神観・霊観に即して再解釈したもです。
下記、AIを使ってまとめてもらいました。ひとつの参考としてお伝えします。
仏教
1.法身(ほっしん)
「真理そのものとしての仏」の姿。
→ 宇宙の根本的な真理(法)と一体となった仏の本質。形がなく、永遠不変の存在。
2.報身(ほうじん)
「修行の結果を得た仏」の姿。
→ 功徳や智慧を完成させ、慈悲に満ちた仏。浄土で教えを説く理想的な姿。
3.応身(おうじん)/化身(けしん)
「衆生を救うために現れる仏」の姿。
→ 人々の苦しみに応じてこの世に現れる。具体的な形でを持ちます。
王仁三郎はこの三身説を、仏教的枠組み+大本教の神道的世界観で融合させ、「神の三つのはたらき」として説明しています。
王仁三郎による「神の三つのはたらき」
1. 法身(ほっしん)→ 「隠身(おんみ)」
「隠れた神」としてのはたらき。
→ 目に見えない絶対的な根源神(宇宙の根本原理)であり、すべての存在の源。仏教の「法身」と同じく、形がなく、無限の智慧と創造力を持つ。
大本教での神名:「艮の金神」(国常立尊:くにとこたちのみこと)。
→ 宇宙を支配する「厳つ神」として、時代の転換=「立て替え・立て直し」を司る。
2. 報身(ほうじん)→ 「現身(うつしみ)」
「現れた神」としてのはたらき。
→ 隠身(法身)がこの世に姿を現し、人間に理解できる形で働きかける神。慈悲や秩序をもたらす「和(にぎ)む神」の側面。
神道的解釈:天照大御神(あまてらすおおみかみ)や大国主神(おおくにぬしのかみ)など、具体的な神々として顕現。
→ 仏教の「報身」のように、理想的な浄土(理想世界)を建設する役割を持つ。
3. 応身(おうじん)→ 「顕身(あきつみ)」
「人間に顕れる神」としてのはたらき。
→ 特定の人物に神が憑依し、直接的に人類を導く姿。王仁三郎自身もこの役割を担うとされた。
大本教の実践:
神懸かりや霊的現象を通じて神意を伝える。
「人類愛善」の運動で、現実社会の改革を目指す。
仏教的三身説との違い
神道的色彩
仏教の抽象的な「法身」が、日本神話の国常立尊や金神として具体化される。
「現身」「顕身」は、神道の「八百万(やおよろず)の神」の働きと結びつく。
救済の即時性
王仁三郎は、終末論(立て替え・立て直し)の中で、神が直接人類を救済する「顕身」の働きを強調。
→ 仏教の「応身」(釈迦のような歴史上の仏)よりも、霊的体験や預言者的な役割を重視。
現実変革の思想
三身のはたらきを「社会改革」に結びつけ、大本教の運動(人類愛善、反戦・平和主義)の理論的根拠とした。
まとめ
王仁三郎の解釈は、
仏教の三身説(真理・理想・救済)
神道の神観(根源神・現世神・憑依現象)
終末論的救済思想
を融合させ、「神が隠れ・現れ・顕れる」ことで時代を転換するという動的な世界観を構築した点に特徴があります。
なるほど、AIは本当に有り難い存在です。しかし同時に、まだ「完璧」ではなく、常に発展途上にあります。
たとえば車のナビと同じで、道を実際に知っている人ならナビの誤りに気づくことがありますよね。それと同じく、AIの解釈もあくまで参考のひとつとして受け止め、私たち自身の経験や直感によって補完完成することがとても大切です。
その上で私自身が深く受け止めているのは、今、私たちに最も求められている役割――それが『応身』であるということです。
仏教的
3.応身(おうじん)/化身(けしん)
「衆生を救うために現れる仏」の姿。
→ 人々の苦しみに応じてこの世に現れる。具体的な形でを持ちます。
王仁三郎による「神の三つのはたらき」
3. 応身(おうじん)→ 「顕身(あきつみ)」
「人間に顕れる神」としてのはたらき。
→ 特定の人物に神が憑依し、直接的に人類を導く姿。王仁三郎自身もこの役割を担うとされた。
ここで注目すべきは「応」という文字です。
これは「呼びかけに応じる」という意味を持ちます。すなわち、ただ天から与えられるのではなく、その呼びかけに応じ、それを行う存在が『応身』なのです。
またその『応身』はたった一人ではなく、また、誰かではなく、アナタであり、それはワタシでもあるという...そんな想いが生じています。
この『応身』はこれから訪れる"369の時代"において重要な鍵を持ちます。これなくしては実現しないと確信しています。
すなわち――
立替え=破壊は『法身』『報身』が担う。
立直し=創造は、『応身』として私たち人類一人ひとりが担う役割である。
要するに、「行動せよ」という呼びかけです。
シンレイカイからのメッセージ
この点は、前回追記として触れたことにも繋がります。
いま必要とされているのは、単なる思索ではなく「行動」です。「シンレイカイ」からの声として、また時空を超えてご縁をいただいた存在――三島由紀夫、ケネディ、小栗上野介、出口王仁三郎――すべてが口を揃えて伝えていることは「行動せよ!」という一点です。
では、その「行動」の真意とは何か?
それは次回、改めて受け止めてみたいと思います。