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大注目"サイエンスSARU" ...山田尚子 =『平家物語』『きみの色』〜山代風我+アベル・ゴンゴラ『ダンダダン』〜そしてモコちゃん=シン『攻殻機動隊』 

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沢山さんアップしちゃったけど...まずは流れ〜〜〜全体像掴んでもらいたく。


マインドゲーム〜湯浅政明


夜明け告げるルーのうた〜湯浅政明


平家物語〜山田尚子


きみの色〜山田尚子


「ダンダダン」第1期〜山代風我


「ダンダダン」第2期友情&ラブPV〜山代風我+アベル・ゴンゴラ


「ダンダダン」オープニング映像〜アベル・ゴンゴラ


「ダンダダン」エンディング映像〜モコちゃん

*TAO LABより
湯浅政明さんが率いてきた、私のお気に入りアニメーションスタジオのひとつ「サイエンスSARU」が、東宝の子会社となり、いま大きな躍進を遂げています。
東宝は「TOHO VISION 2032」を掲げ、「企画&IP」「アニメーション」「デジタル」「海外」を重点成長分野として位置づけています。このM&Aはその戦略の一環かと。
ソニーとともに東宝も日本語脳エンタメで世界へ〜ですね!
湯浅さんご自身は残念ながらそのタイミングで退任されましたが、今後のご活躍にも大いに期待しています。現在、休養中とのことですが新作、超楽しみです!!

そして現在のSARUには、京都アニメーション出身の山田尚子さんが加わり、さらにARTでオモロイ"湯浅イズム"を受け継ぐアーティスティックな演出陣として山代風我さん、アベル・ゴンゴラさんらが活躍中。
そんな中、2026年公開予定の新作『攻殻機動隊』を手がける監督・モコちゃんとは一体何者なのか?──

『攻殻機動隊』
士郎正宗による漫画作品。1989年から1990年にかけてヤングマガジン海賊版で連載され、1991年に単行本が発売された。
その後、1995年、押井守さんにより『『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』』としてアニメ化。

...サイバーパンクの金字塔:哲学的テーマ(自己・意識・存在)を緻密な世界観で描き、ジャンルの象徴となった。
...ハリウッドに影響:『マトリックス』(1999年)など多くの作品にインスピレーションを与えた。
...映像技術と美学:手描き+デジタル合成を駆使し、アニメーション表現の可能性を広げた。
...AIとネット社会の予見:インターネット、義体化、AI意識など、未来の社会像を先取り。

詳細はまだ謎に包まれていますが、SARUの"宝"ともいえる存在が満を持して監督に抜擢されたことは確か。

2026年シン『攻殻機動隊』
制作:サイエンスSARU(湯浅政明らが設立、前衛的なアニメ表現で知られる)
監督:モコちゃん(新進気鋭、詳細なプロフィールは未発表ながら注目の若手)


『攻殻機動隊(仮)』特報|2026年放送〜モコちゃん

脚本:円城塔
「屍者の帝国」(伊藤計劃と共著)で日本SF大賞特別賞、および星雲賞受賞というバリバリの本格SF作家であり、また理系でありつつも芥川賞受賞作家という変わり種。
彼がシリーズ構成+脚本を手がけたアニメ『ゴジラ S.P <シンギュラポイント>』とともにノベライズされた書籍をチェックし始めました。

キャラデザイン:半田修平
ガイナックス出身、TRIGGER系のアニメーター。TRIGGERのアニメ作品も大好物です。

リトルウィッチアカデミア〜キャラデザイン

特徴と期待
<ハードSF>円城+<TRIGGER系>半田+<湯浅系>モコちゃん
...過去作とは一線を画すアートスタイル:
サイエンスSARUの持ち味である"ダイナミックで柔らかいアニメーション"がどう攻殻の硬質世界と交わるかが鍵。

...モコちゃん監督による新たな視座:
従来の"哲学・リアリズム"に加え、人間性の情緒や感覚面への深掘りが期待される。

...AI・ネット・アイデンティティ:
攻殻の本質を、ポストZ世代的感性で再構築か。

押井守さん、神山健治さんといったレジェンドたちが築いてきた『攻殻機動隊』が、いかに進化し、どんな新たな視点で再構築されるのか?
世界的な衝撃を再び起こすことを期待しつつ、今から楽しみでなりません。

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