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本日の一冊

このタイミングでこの三冊を〜続・日本と世界、一神教と和について理解してみよう

前回、こちらを紹介しました。

日本と世界、大航海時代侵略奴隷貿易の闇、秀吉はわが国を守ったのか?「バテレン追放令」の真実とは??

世界は相変わらず、戦争という政治的な経済的な、さらに言ってしまえば人類の精神性、未熟な唯物論=シンダラオワリ文明を繰り返しています。
その中で、西洋でもなく、東洋でもない、一神教でもなく、多神教でもない、日本にはその悪循環から抜け出すヒントとなるそれらをすべて取り込み、さらに昇華させた「和道」ともいえる精神性=「ワ」が育まれ、また、隠されていると確信しています。

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今回紹介する本は単純な善悪ジャッチのためではなく、このような現実を前回の紹介から続き、さらに掘り下げ「理解」するための三冊。
皆、「解決策」を求めますが、答えを求めるには正しい現状把握が必要です。このような問題の原因は残念ながら立場によりおのずと理解=方程式が変わってしまいます。

やじろべいのように...どっちかではなく、どっちでもない軸となる点を設け、二国間の問題だけでは無く、背後にあるさまざまな要因や関係性を俯瞰的にみて、対症療法的な「解決策」と言うよりは根本治療に繋がる「バランス」を見い出し、保つことかと。多様性=共存とはそういうことだと思われます。

また、真の戦争を興す傲慢で悪意あるエネルギーの存在に気づかねばなりません。

さらに二元論的な思考から外れ、「外」に解決を求めるのではなく、実はひとりひとりの「内」なる精神性のシンカが根本の解決策だと確信しています。精神という精製された神性を持つもの同志が話し合えたら、現時点では理想論となりますが、自ずと違う対応が必ず生まれると思います。


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白人侵略 最後の獲物は日本 ─なぜ征服されなかったのか 一気に読める500年通史
三谷 郁也:著
欧米列強が目論む「日本蚕食」日本の先人たちはいかに戦ったのかー
白人の白人による白人のための、世界分捕り合戦。大量虐殺、分断統治の戦争ドキュメント!

元寇/伴天連追放/鎖国/薩英/馬関戦争/日清/日露/世界大戦...

日本人必読の書〜人種差別撤廃を提案した日本に欧米列強の包囲網!大東亜戦争を戦った理由がここにある!

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一神教が戦争を起こす理由 世界史で読み解く日米開戦
関野 通夫:著
元国際派ビジネスマンによる分析と海軍中将の手記が明らかにした戦争の真実!
西洋文化=白人文明を知れば大東亜戦争は面白いように分かる! 「日米戦は何故起きたか」についてより深い見方、複眼的な思考ができるように、ポイントになる文化や宗教を含む歴史的事実をわかりやすく解説する。
アメリカの日本への狂気はどこから生まれたのか―。

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近世日本は超大国だった ──強く美しい日本の再生復活を阻む「三つの壁」
草間 洋一:著
日本の自主独立を阻む思考停止の「愚者の壁」。日本文明を破壊し収奪する「国際金融資本の壁」。戦勝国と反日売国勢力が捏造する「歴史の壁」。
この、「三つの壁」を打ち破らなければ、日本は滅びる!アパ懸賞論文「最優秀賞」に輝いた著者の受賞後第一作。


三冊とも同時期、同じ出版社から出された著作です。
出版社の姿勢とタイミング、共鳴しました。

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