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本日の一冊

宇宙・銀河レベルの " 歴史書 " " 宇宙生命論 " " 宇宙啓蒙書 " !?『銀河史 上下』

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*TAO LABより
この書籍、先日、友人より勧められました。

本シリーズは「大宇宙〈メシアA球〉創造主の視点から描かれる、〈天の川銀河〉の歴史書」という体裁を持っています。著者は「先端技術研究機構 上席顧問K E Nさん」という形式で紹介されており、宇宙造物・銀河文明・星間移住といった未来志向・啓蒙的テーマに重きを置いています。

主な問いとしては、「人類(地球人)はどこから来て、どこへ向かうのか?」「地球と銀河文明の接点とは何か?」「宇宙船による移住・脱出」というメッセージが軸になっています。
形式的には「史書」「宇宙技術/文明史」「スピリチュアル啓蒙書」が混在しており、天文学・宇宙物理学の純学術書というよりは、象徴・メタファー・未来ビジョンを伴ったテキストです。

ザックリとおおまかに流れを捉え、現在、上巻を熟読しているところです。

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銀河史(上) プレアデスの繁栄と衰退

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銀河史(下) ベテルギウス民族とオリオン帝国

昨今の物理的な宇宙=他の惑星への脱出には私は興味がありません。
私たち人類がまず抜け出すべきは、長らく自らを閉じ込めてきた唯物的意識の檻です。そこから解放されない限り、どこへ行こうと、いつの時代に生まれようと、私たちは同じ過ちを繰り返す──そう確信しています。

このままでは人類は、宇宙という生命体の中で「がん細胞」のような存在になってしまう。結果として、自省も悔悟もないまま、同一の物語循環を延々と繰り返すことになるでしょう。

輪廻とは、本来「愛=思いやり」の構造でもあります。
しかし、その慈しみの循環から意識的にシフトし、より高次の共鳴へと進むこと──それこそが「シン」なる存在目的なのだと、私は考えています。

この書籍、スケールが大きく、銀河文明・星間移住・聖地・民族・言語という切り口がユニークで、"既成の地球中心史観"を超える視点〜"地球も銀河文明のひとつ"という包み込む視野を提示してくれてます。
私のような「宇宙/文化/スピリチュアル/未来技術」を横断で扱う読者には、インスピレーション源になる可能性高いです。咀嚼、吸収する「ごはん」として美味しく食べてみます。

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