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本日の日用品
根に酸素を届ける 潅水ノズル ロッキィFG
*TAO LABより
こんな散水ノズル見つけました。
『日本語名称「根域空気供給機」、英語名称「Roots Oxygen Charger」〜英語名称の頭文字からロッキィと名付けられました。
FGは「Flower & Garden」花と庭、緑の短縮表記を意味します。
ロッキィFGは水やりをするだけで根に空気(酸素)を届ける散水器具です。
毎日の水やり用のホースにロッキィFGを取り付ければ、出てくる水の中に自動的に酸素が混入され土の中に酸素入りの水がしみこんでいきます。
ロッキィFGは電気も電池も不要な為、ホースの先に取り付けるだけで長く使うことがでます。
たったそれだけで全ての植物が劇的に変化します。』
とのこと。
■製品仕様
長さ:約30cm
ハス口部分幅...43cm
重さ:約200g
適合ホースサイズ:
内径/φ12〜15mmのホース
内径/φ18〜19mmのホース
こんな仕組み
『水を流すと吸気口から空気が入り、水の中に混入されます。
本体上部についている煙突のような突起部分が空気の取り込み口です。
空気が入っていることを確認する場合は、バケツなどの水が貯まった場所にシャワー部分を沈めると、空気の泡を含んだ水がたくさん出てきます。
吸気口を指で押さえると空気が入らず水のみが流れます。
通常使用時は吸気口が塞がらないように管理してください。
定期的に吸気口を掃除し、ゴミやチリがつかないようにしてください。』
■使用材質について
・「ロッキィFG」は長期間に渡って使用して頂けるように素材にもプロの仕様を取り入れました。
・ロッキィ本体(青い部品)はPVDF(ポリフッカビニリデン)と言うフッ素を混入したプラスチックで出来ていて、紫外線や酸、アルカリなどの影響を受けにくい素材です。
・シャワーヘッドとホースジョイントは真鍮製で出来ています。
・シャワーヘッドの真鍮は経年変化で色が次第に変化してきます。はじめはピカピカですが、使っているうちに濃い褐色に変色していきます。研磨剤などで磨けば再びピカピカになります。
・シャワーヘッドは東京下町の職人さんが一つ一つ手づくりで作っています。
・10年単位で長期間使用して頂くためにしっかり作られています。
調べてみました。
■植物にとっての水と空気の関係
植物は 水分だけでなく空気(酸素・二酸化炭素) も同時に必要としています。
根も葉も呼吸をしており、土壌や水中に空気が適切に含まれていないと健全な成長が妨げられます。
水分の役割
・光合成や栄養分の運搬に必須
・体温調整や細胞の膨圧維持にも関与
空気(酸素)の役割
・根は酸素を使って呼吸し、エネルギーを生み出している
・水分ばかりで空気が不足すると「根腐れ」を起こしやすい
■散水に空気を含ませる意義
一般的な散水は「水を与える」ことが目的ですが、そこに空気を取り込む工夫を加えることで以下のメリットが生まれます。
酸素供給
微細な気泡が根圏まで届き、酸素不足を防ぐ。
→ 水耕栽培やアクアリウムで「エアレーション」が重視されるのも同じ理由。
土壌の健全化
水だけでは締まりやすい土壌に空気を含ませることで、団粒構造が保たれ、根が伸びやすくなる。
葉面への効果
空気を含んだ細やかな散水は、葉の気孔をふさがず、水分補給と同時に通気性を確保。
なるほど。
こちら、お値段は税込みで 20000円超えです。
真鍮製の散水ノズルに比べると、ざっと 3〜5倍 ほどのお値段になります。
果たしてその差に見合う価値があるのでしょうか...。
こんな商品もありますね。
こちらはお値段、半額から1/5ぐらいです。
この分野にお詳しい方がいらっしゃいましたら、ぜひご教示いただければ幸いです。