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本日の一冊

幸福とは、幸福を捨てた者だけが得ることの出来るシンの恵み...。

*TAO LABより
この書籍、楽しみにしております。
予約しました:)

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草舟言行録Ⅳ 幸福とは何か:執行草舟

帯に書かれている「幸福とは、幸福を捨てた者だけが得ることの出来る真の恵み。」〜まさしく、その通り!!!と大いに共感いたします。

たとえば、私のことを「自由人」と表現する方がいます。
けれども、その「自由」とは、一体何を意味しているのでしょうか?

おそらく、私が「好きなこと」を周囲に遠慮することなくやっている姿を見て、そう呼んでいるのでしょう。
しかし時に、その言葉には揶揄のニュアンスが含まれていることもあります。そのような場合の「自由人」は、決してポジティブな響きを持っていません。
また、この観点から思うに、その方自身は「自由」を求めていないと思われます。

一方で、私は「自由」を求めて生きています。
けれど、「自由とは何か」という問いに対する答えには、65年生きてきた今もなお、たどり着いていません。

ただ、ひとつ確かなのは――
私はこの35年間、自分の「好きなこと」をやり続けてきたということです。
「お金」や「地位」「名誉」のために、私が「嫌だ」と感じることをあえてすることはありませんでした。
あくまで主観ですが、私はそういう生き方を選んできたのです。

もし、今の自分の在り方を言葉にするならば――
それは「不自由を愉しむ:)」という表現が、いちばんしっくりきます。

「好きなコト」を続けるられるのは「自由」だからではなく、「不自由=精神的な試練や物理的な困難」を厭わないからです。
その「不自由」すらも味わい、受け入れなければ「好きなコト」なんてやり続けられません。
損得ではないのです、仕事を超えた道楽、シンのシゴトともいえます。

この「自由」という言葉を「幸福」とも言い換えられると思います。

【紹介文】
『いつの時代も幸福の本質を理解することは人間にとって大きな人生の目的の一つであることは間違いありません。しかし、この「幸福の追求」ほど人生を誤らせるものもありません。

現代社会には「自分の幸せこそが最優先」という風潮が蔓延していますが、真の幸福とは、他者の幸福を祈る心から生まれ、そこに"自分の幸福"が入ってしまえばエゴイズムに堕してしまうと著者は繰り返し説いていきます。

宇宙の星雲たちは収縮と膨張を繰り返しながら、生まれたものが消滅し次の存在を生み出していきます。宇宙から生まれた人間もまた、それに順じて、自分以外の何かのために自らを捧げて生きる。そこに真の幸福の根源があることを様々な角度から解説していきます。

本書は現代社会が抱える自己中心的な幸福観を根底から問い直し、本当の幸福を見出そうとする哲学的・精神的指南書です。』

【目次】
第一篇 幸福について
第二篇 道徳とは何か―真の幸福に向かって―
第三篇 人間にとって憧れとは何か
第四篇 神話と幸福―「憂国忌」講演録

執行さんの言葉=魂に刺さります。美しく、凛としています。執行さんともですが、今世、有難いことに興味を持った方、憧れている方と交歓出来る賜物戴いております。これ、幸福感じさせてくれるギフトのひとつです。あらためて感謝。

書籍到着〜超楽しみです!

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