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本日の一枚
伝統と現代、東洋と西洋の音楽を融合させ、深い感情と哲学的なテーマを探求...アルージ・アフタブ
"Last Night"
*TAO LABより
数年前、たまたま見つけ、聴いたこの音〜なぁ〜んともイカすぜ!というわけで今回はこの楽曲が入っているアルバムとともにアーティストのArooj Aftab(アルージ・アフタブ)をご紹介。
彼女は、パキスタン出身のブルックリン在住のシンガーソングライターで、ウルドゥー語の詩を基盤としたジャズ、フォーク、古典音楽を融合させた独自の音楽スタイルでOTO TRIPに誘ってくれます。
いままで、4枚のオリジナルアルバム、1枚のサウンドトラック、そしてコラボアルバムを1枚ドロップしています。今回紹介するのは2021年の3枚目のオリジナルアルバム『Vulture Prince』です。
『Vulture Prince』は、アフタブの兄弟マヘルの死と世界的なパンデミックという個人的・社会的な悲劇を背景に制作されました。アルバムは、ウルドゥー語のガザール(詩)を中心に、ジャズ、ヒンドゥスターニー古典音楽、フォーク、レゲエなどの要素を融合させています。特に「Mohabbat」は、アフタブがメヘディ・ハサンの名曲を再解釈し、2022年のグラミー賞「Best Global Music Performance」を受賞。
"Mohabbat"
繊細でスローテンポなサウンドと内省的なボーカルで静かな情感とともに静けさへと深く掘り下げてくれます。なんとも、、、構成や演奏が知的で実験的でありながら、詩的な美しいクラシカルな要素も。
こちらも〜
"Udhero Na"ft. Anoushka Shankar
いや〜インド=パキスタン、、、南亜細亜の音の波動と音色〜溶けちゃいますねぇ。
"Baghon Main"
素敵〜アルージさん:)
最新作はこちら。
"Raat Ki Rani"