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本日の一本
"画期的" !"革命的"!!"刺激的"!!!上映ごとに異なるドキュメンタリー『ENO』
*TAO LABより
先日、新宿で鑑賞したこちら〜ジェネラティブドキュメンタリー映画「Eno」。
◆ジェネラティブ映画"とは?
Brain One(通称B‑1)という専用ソフトウェアが、500時間超の未公開フィルムと30時間のインタビュー素材から、100以上のシーンをモジュール化。
上映ごとに異なる90分版がリアルタイムで生成され、最初と最後のシーン、約30%は固定。それ以外は絶えず構成が変化します。
さらに長時間の作品としても構成出来るという〜なんとも、何度も観たくなる映画。
全体で52クインティリオン(10³¹)通りものバリエーションが可能との試算も〜ひょえ〜〜〜
◆技術と演出のハイブリッド
Gary Hustwit(監督)と技術担当Brendan Dawesによる共作。編集作業は人間(Maya Tippett+Marley McDonald)が担い、ジェネレーティブ構成設計はソフトウェアが担う体制
アナモルフ社(Anamorph)が技術を商用化。将来的には他のドキュメンタリーや広告などでも応用を目指しています
ハードウェア版B-1はスウェーデンのTeenage Engineeringと共同開発され、劇場上映で「ライブな生成」を演出します
もちろんジェネレーティブ技術よりも、私にとってはイーノ自身が語るインテリジェントな内容が何よりも魅力でした。