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万物日本霊長辞典

田中英道先生〜極楽さまです、ありがとうございました。引き続き彼方と此方、繋がり、令和の改新、地球イッシン、ご一緒に!よろしくお願いいたします。

*TAO LABより
田中 英道(たなか ひでみち) 1942年2月20日 - 2025年4月30日
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日本の美術史家。東北大学名誉教授。東京都出身。
東京大文学部のフランス文学科と美術史学科を卒業。
フランス・ストラスブール大大学院でドクトラ(博士号)を取得した。その後、イタリアに留学し、バチカンのシスティナ礼拝堂の調査やレオナルド・ダビンチの「スフォルツァ騎馬像」修復などで中心的な役割を果たした。

「西洋文明の優れた部分に触れることができたと思い、少し有頂天になっていた」という田中氏は、知人の紹介で会った人類学者フォスコ・マライーニから「日本は立派な文明を持っており、世界地図に占める小さな位置よりも、はるかに大きな存在だ」と指摘されたという。

田中氏は著書「日本の歴史 本当は何がすごいのか」で、「マライーニ先生の言葉で、私は日本の文化が西洋とは異なった成熟した文明であることを知らされ反省しました。外国の学者から日本の良さを聞いて心を改めるということは恥ずかしいことです。私はこのとき初めて、自分が日本人であることを本当の意味で自覚させられたのです」と振り返っている。

「伝統的価値の尊重、美的価値への注目、宗教性への回帰、この3つの力が働いているからこそ、日本人の精神は安定しているのであり、それが社会、政治、経済の基礎にあるからこそ、私たちは、日本人として世界で生きていけるのです」と論じた。

「国民の芸術」では、日本に残された素晴らしい美術、音楽、文学などさまざまな芸術の傑作を紹介しながら、独自の視点で真の日本の在り方を提示した。扶桑社や育鵬社の中学歴史教科書の執筆者も務めた。

近年では、「戦後日本を狂わせたOSS『日本計画』」戦後日本を狂わせた左翼思想の正体: 戦後レジーム「OSS空間」からの脱却 」「戦後日本を狂わせた反日的歴史認識を撃つ」などの著書で、マルクス主義やフランクフルト学派の思想が日本に植え付けられた経緯を考察。古代史の分野では大胆な説を提示し、話題を呼んだ。

史論・文明史論とともに日本史にて多くのユニークな視点から、なるほど!と思えるような気づきも与えてくれています。

■神道
神道とは「自然道」であり、日本人の自然信仰に御霊信仰・皇祖霊信仰が加わったものと説いている。また人類の信仰の根源は「太陽信仰」であり、神道はその自然な発展であるという立場である。

■ユダヤ人埴輪について
著書「日本にやって来たユダヤ人の古代史」「日本とユダヤの古代史&世界史 - 縄文・神話から続く日本建国の真実 」や、YouTube番組「日本から見たサピエンス全史」 等で、古来よりユダヤ人が日本に渡来していたと述べており、秦氏などはその代表であると解説する(秦河勝は聖徳太子の側に仕えていた人物)。秦氏のルーツは、応神天皇の古墳時代に弓月国から来た弓月君が祖とされる。古墳などの巨大建築物をはじめとする最新技術、絹、馬、羊、貨幣(和同開珎、開発者は多胡羊太夫)なども、ユダヤ人が持ち込んだ可能性が高いとしている。

合掌

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