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本日の一冊
ロック界のスーパースターはビジネスマンとしても偉大だった...KISS ジーン・シモンズ
*TAO LABより
KISS〜世界的なビックバンドです。
個人的には特に音楽的な興味はありませんが、唯一、好きな曲はこちらです。
Hard Luck Woman
I WAS MADE FOR LOVING YOU
この二曲、ある意味、本来のKISSではないからこそ、好きなんだと思われます:)
音楽的には興味ありませんが、YOSHIKIを筆頭とする日本のビジュアル系バンドの存在と同じく、エンタメコンテンツとしての「キャラ」「ファンコミュニティ」「マーチャンダイズ」には興味シンシンです。
で、先日、KISSのドキュメンタリーのこちらの二部作鑑賞しました。
面白かったです〜ジーン・シモンズとポール・スタンレー、このバンドが大きくなる一助になったビル・オーコイン、復活の一助になったドック・マギーの存在。
また、なるほど〜と考えさせられました。
KISS、特出されるのはあのメイク=ペルソナがとんでもないシナジーを生んだと云うことです。
西洋のビジュアル系ともいえるグラムロックが流行っていた70年代前半、彼らはそれをさらに振り切り、漫画やアニメのキャラクターのように演出したのです。
それが他のバンドとの差別化、後のマーチャンダイズビジネスに大いに貢献します。
こりゃ〜参考になるわ〜とこの本を手に入れました。
ジーン・シモンズ、彼はこんな書籍、出していたのですね...ビジネス書の証に日本では日経から翻訳本が出ております。
邦題『KISSジーン・シモンズのミー・インク』:ジーン・シモンズ (著)
出版社より
ロック界のスーパースターはビジネスマンとしても偉大だった。
ブランド・アイデンティティーを熟知し、バンドの象徴であるフェイスペイントをいち早く商標登録し、ビジネス化していった先駆者だ。現在では5000以上のライセンス商品が世界中で販売されている。ライセンス商品はコミック、棺、アクションフィギュア、テレビゲームなど多岐にわたる。
さらにプロのスポーツチーム、レストランチェーン、金融ベンチャー、レコードレーベルなどのビジネスにも乗り出している。 これらは、ジーン・シモンズの才覚によるものだ。
イスラエルの極貧の家に生まれ、幼少期、英語をまったく話せない状態で渡米。
徒手空拳から成り上がったジーン・シモンズは、生き方、音楽、ビジネス、すべてに関して貪欲だった。だが、単にアグレッシブなだけではなく、将来を見通す冷静さと事業マインドも持ち合わせていた。
KISSが歴史上もっとも成功を収めたバンドとなったのはただの偶然ではない。
最初のステージに立つずっと前から、ジーン・シモンズは遂行すべき明確なビジネスプランを持っていた。
40年以上の活動の中でKISSのCDとDVDの総売上は1億枚を突破し、ハリウッド・ウォーク・オブ・フェームに星を刻み、2014年にはロックの殿堂にも認められた。
本書ミー・インクでジーン・シモンズは、野心ある起業家に成功のために必要なツールを伝授する。盤石なビジネス戦略、デジタル時代において無数に存在するツールの使い方、自分を教育する意義、
そして自分というブランド資産を軸としたビジネスを構築する方法について手ほどきする。
とのこと。
YOSHIKIと彼が仲が良いのも...なるほど〜納得します。
ビジネスセンス、ありますね、この二人。