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本日のたべもの
もったいない、ムダにしない、「たべもの=生命」毎日、おもいアイ、感謝と祈りともに
*TAO LABより
私の昔からの友人たちは知っていますが、25歳から55歳までの30年間ほど、伝統食〜自然食〜マクロビオテック〜リビングフードと食の世界をステージに「健康と環境の志事」に従事していました。
そのために日本中、また世界の食文化と風土を巡る旅を相当な時間と労力を費やし、また、多くの講座に参加、書籍を読み、インプットしました。
また、体験実践としてさまざまな食品工房で働いたり、アウトプットとして「食と暮らし=美と健康」をテーマに高校・大学・専門学校で教えたり、教室開いたり、ケータリングやお店をやったり...典型的なADHD体質をフル回転、フツーのまともな方の10倍以上の仰制が困難な行動:)をしてきました。
その結果、無謀不徳の致すところで相当痛い思いも...ですので、反省すること多々ではありますが、後悔はしておりません。自らの気づきと現状の問題点、それ踏まえた自分なりの食と暮らし方=信念+生き方...確固たるスタイル根付き、ブレることは一切ありません。凸凹ながらも経験から身に付いたことです、ありがたいことです。
今回はその上で実践していること、それはなんのためにも踏まえ、シェアー出来ましたら。
ザックリ、世界人類は1/3(主に先進国)は経済システムの結果でもありますが、なんといってもそれを支えている「無知」により、食べ過ぎ肥満、さらにケミカル悪食デットフード飽食で生活習慣病に囚われております。
で、この21世紀の地球上で時同じく、1/3(主に発展途上国)は日々の食事をなんとか食べるのが精一杯、さらに飢餓人口は増加しています〜2023年で7億3300万、11人に1人。饑餓(主に子ども)で、最大値4秒(21000人))~最小値12秒(7000人)に1人が命を落としているというデーターもあります。
単純に食べ過ぎた1/3を食べられない1/3の方に届けられたら〜
さらに、先進国では多くの食材が加工・流通・消費段階で、また、衛生という大義名分の元、それも「無知」と共に過度の恐怖心の上に成り立っているとも言えますが、廃棄されております。
その量、国連食糧農業機関のデーターでは年間13億トン=生産された1/3とも、世界自然保護基金とテスコのデーターでは25億トン=生産された40%もあると云われています。
内訳
・家庭からの廃棄
全体の約60%が家庭からの廃棄で、これは1人あたり年間約132キログラムに相当します。
・食品サービス業
約28%がレストランやカフェなどの食品サービス業からの廃棄です。
・小売業
約12%がスーパーマーケットなどの小売業からの廃棄です。
とのこと。
で、母国〜日本の食品ロス(年間約500~800万トン)は、世界全体の食料援助量の約2倍。日本のコメ生産量に匹敵し、日本がODA援助しているナミビア、リベリア、コンゴ民主共和国3カ国分の食料の国内仕向量に相当するそうです。
この廃棄されたものが活かされ、食べれない方々に届けられたら、、、それで、飢えの問題は解決します。
さらに、考えてみてください〜その廃棄される分の費用を企業が考えていないはずがありません。つまり、その廃棄分も販売価格に反映されていると云うことです。
何重にも「もったいない」「ムダなこと」しているのが私たち地球人類の資本主義であれ共産主義であれ、自由経済であれ...相当、おバカな仕組みの上に成り立っております。
さらに食べものは生命そのものです。またそれを育む環境も生命です。
こんなに生命をムダにしている生き物はこの全宇宙中で...残念ながら私たち人類だけでしょう。
その人類の多くが癌になって亡くなること...まさに、宇宙生命の中での癌細胞とも云える私たちの存在の結果であると理解出来ます。
「ガ〜〜〜ン、人類そのものがガンでした」という笑えない現実。真摯に受け止めるべきですね...
で、ここからはとても小さな一歩です、が、ぜひ、伝えたいコトです。それは誰でも今すぐ出来るリアルな行動です。
その行動を先進国の方たちが日々意識して毎日の暮らしの中で積極的に行ったら廃棄される食品はどのくらい減るのでしょうか?
外食は滅多にしないので28%を減らすことを自らの意志で行うことは出来ませんが、まず、自分の暮らしの中でムダな食材は買わない、手に入れた食材はロスをさせない〜それだけで60%減らすための行動となります。
食材はほぼ購入しております〜小売業では12%が廃棄とのことですが、スパー+コンビニ等量販店では賞味や鮮度期限切れになりそうな食品にシールを貼り、安くし、消費を誘っております。
食のプロとして現在フツーに思われている賞味や鮮度は保存状態にももちろん影響されますが、ほとんどが表示後でもまだまだ十分に食することが出来る品質だと断言出来ます。
で、積極的にやっていること〜賞味や鮮度切れとなり、安く販売されている食材を買う〜そのココロは、安いからが一番(それももちろん、ありがたいです。)ではなく、生命=食材をムダにしたくないからです。それは満足に食べれない方や饑餓で毎秒亡くなっている方へのお詫びでもあります。
食の仕事をしていて一番嬉しかったのは、提供していた食べものを美味しく笑顔で食べてもらっている姿を見せてもらえるコトでした。
世界人類全ての方が十分な食事を、ニコニコ、安心して、毎日絶対に!それこそマネーがなくとも〜平等にフツーに食べれる惑星となりますように。
そのための今出来るコト〜いえいえ、やらなくてはならないコトは「たべもの」をムダにしないコトです。
追記
先日、肉体はなくとも存在しているリンカーンから届いたこの言葉「人よ 動け」とはこういうコトから〜と思います。
大層なコトを考えるのではなく、小さなリアルな行動のほうが尊いかと〜いかが思われますか?