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HOLY LIGHT 本日の一冊
1945〜2025、本年は戦後80年です。戦後20年が経ち、1966に語られたこの意味深な三島由紀夫の映像。で、1970刊「行動学入門」を。
*TAO LABより
1月14日『三島由紀夫生誕百年のつどい』に参加。
その週末1月19日、大阪にての久しぶりの精神学協会のセミナー参加とともに~〜翌日20日、長い間、暖めていた企画、お陰さまで昨年末から本格的に動きだしたマンガ『1.3.7.ホーリーゴースト』続編+派生作品の二回目の打ち合わせを行いました。
今回の「光文書」にこの時の結論が書かれております。それはシン・ショ版エピソード画文集 『ホーリーゴースト137.7 -ゴッドブレスアメリカ編-』からこのコンテンツプロジェクトが始まるということです。
積さんが記したように、ちょうどこの日はアメリカのトランプ大統領のワシントンでの就任式。一足先に大阪船場でこのような「神謀」がこの次元に積さん通して降ろされました...
...いやはや、今までの神界からのメッセージを「予言」や「神がかり」というやり方ではなく、この「令和の改新地球イッシンネオ江戸時代」に向けた戦略が「マンガ的日本文明のエンターティメント」コンテンツで世界にかますという〜〜〜超イカしております:)
神界もシン・シンカイにシンカしてます。
その「神謀」が降りる予兆の一つが前日19日のセミナーです。ここで翌20日の線に至る、点の事象がいくつも起こりました。
そのひとつが三島由紀夫さんの降霊です。
そこで、彼が何をわたしたちに伝えたか...それをお伝えする前にこちらの映像、ご覧下さい。
人間は自分の為に生きて自分の為に死ぬほど強くはないのであります
この映像ラスト三島さんはこのように語っています。
「もっと名誉のある、もっとなにかのタメになる死に方をしたいと思いながらも...中略...一生そういうことを想い、暮らしながら畳の上で死ぬことになるだろうと思います。」
この年、この語りから三島さんが、その4年後に起こる「畳の上での死」ではなく、世界を驚かせた1970年の「行動」に向かいます。
その行動に向かうひと月ほど前に『行動学入門』刊行。この著作は『若きサムライのために』に続いて、若い男性向けに発表したエッセイです。
1969年(昭和44年)、雑誌『Pocket パンチ Oh!』9月号から1970年(昭和45年)8月号まで連載され、同年10月15日に文藝春秋より単行本刊行された。同書には他2編の評論・随筆が収録されてます。
『行動学入門』
当時は戦後の高度経済成長がピークに達していた時代。青少年の過保護化現象や女性化現象がジャーナリズムの話題となり、男性の内面のみならず、外見も軟派が増えて「男らしさ」がなくなっていく風潮や風俗が若者たちの間に極端に広まっていました。
ちょうどその時期、アラン・ドロン主演の映画『サムライ』が封切られ、
その映画を三島さんが賞賛していたことから、日本の軟弱化現象を打破しようと、出版社がエッセイの依頼をしたとのことです。
なお、『行動学入門』は口述筆記だったそうですが、この仕事を担当した平凡出版の小此木一郎さんによると、1回分(1項目)は字数にすると原稿用紙9枚分予定で、三島は約20分で1回の口述を終わらせると、口述を原稿に起した後でもほとんど改稿することもなく、1回で9枚ぴったりの字数分を語ったということです...凄いですね、三島さん。
「この本は、私の著書の中でも、軽く書かれたものに属する。いはゆる重評論ではない。しかしかういふ軽い形で自分の考へを語つて、人は案外本音に達してゐることが多いものだ。注意深い読者は、これらの中に、(私の小説よりもより直接に)、私自身の体験や吐息や胸中の悶々の情や告白や予言をきいてくれるであらう。いつか又時を経て、"あいつはあんな形で、かういふことを言ひたかつたんだな"といふ、暗喩をさとつてくれるかもしれない。ー三島由紀夫「あとがきー」
あの自決から55年たち、このあとがきに書かれていた三島さんの本音と情がやっと届き、理解出来る時代がきたと思いませんか?
さて、彼は1月14日に参加していた私にメッセージを託したにも拘わらず、私がスルーしたとお叱りを受けました...すんません、この時、あるコトバが内宇宙に届いておりました。それは力強い意志とも云えるコトバでした。
それは
「行動」「行動」「行動」...
木霊の如く、響いたのです。
「わたし」の内宇宙に届いたそのコトダマはそこに集う「わたしたち」への叱咤激励でした。
三島さんの『行動学入門』は「行動」よりも「弁舌」ばかり横行していた戦後社会の現象や風潮に対するアンチテーゼ...警告として、あえて行動の美や行動の意味について思弁した書です。
そして、彼は、彼らは「行動」しました。
「行動」〜その昔、読んだ記憶ありますが、あらためて、このタイミングで『行動学入門』をさっそく読み直し、「行動」〜始まったコンテンツ造りの発酵、発光、発行目指し、皆で得意貢献し合いながら練っていきます。
*覚え書き
この年末の旅〜その目的の一つは南印度聖母アンマにこの夏日本で伺った彼女の元に集っている「日本語脳」持つGO-ENで繋がる方々とソウゾウしたい企画についてです。
前回は「TALK TOGETHER」でした。で、何人かに話し、そのうちの何人かが共鳴してくれました。その結果、今回印度でいただいた彼女のそれに対するメッセージは「THINK」「DO」でした...
そして、三島さんに続き、先日、精神学通していただいたリーンカーンからのメッセージは「人よ、動け」です。
ココひと月でいただいたコトバ〜「DO」「行動」「動け」〜そんな風天薫る「風の時代」です。
その風、まずは0.1%の日本人が行動=捕まえること。〜その風に乗り、...あなたはあなたの身心使って何をしますか???