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本日の一冊

100兆円ビジネスを巡る五大陣営の死闘『ポイント経済圏20年戦争 』

*TAO LABより
実はビジネス書読むの好きです。
人からみたら趣味で読んでいるのかと思われる読書が、実はシゴトのための読書で、ビジネス書はある意味、娯楽として楽しんでおります。
もちろん、両方とも己のシンカの地ならし、種まき、肥やしとなりますが。

ここのところ、シゴトのために参考にすべく読みたい書籍が何十冊も貯まっており、ワクワクバタバタとしてますが、そんな日々だからこそ、先日SNSにアップしたこちらとともに、

今回ご紹介するこの書籍、息抜きで読みました。

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『ポイント経済圏20年戦争 』:名古屋和希

ポイント〜昔から好きです。収集癖ありますから。

20年ほど前のTポイントから今に至るポイント経済圏とも云える仕組みが始まりました。
それまではポイントはその店(会社)と顧客との1:1の関係でした。
Tポイントの画期的だったのはそのポイントを複数の別々の場所で貯め、使うことが出来るという〜閉じられてはいますが、その中で循環する経済圏を造ったということです。
その額、今やなんと!100兆円。

現在、断トツだったTポイントは実質Vポイントに吸収され、ポイント経済圏では楽天がトップ、ここに至る20年の歴史が記録されています。
当時、ツタヤの中で海のものとも山のものとも理解されないTポイントを育てた方とその後、楽天がトップになる上での中心人物が同じ方というのも〜両社とも社長が有名ですが、業界では知られているでしょうが一般では知られていないビジネスウォリアーズ=傭兵ともいえる方が居るんですね...その方のお名前は笠原和彦さん、凄腕仕事師です。
この後の総仕上げのシゴトにはそんなスペシャルなスキル持つ方とソウゾウしてみたいものです。そういう方には、お金、幾ら掛かるんだろう???

この書籍にはポイントそのものの仕組みが詳しく書かれているわけではありません。
ポイント、消費者にとってはある意味、値引きでもあります。この仕組みを廻しているポイント会社の利益はどのくらいなんでしょうかね?
ネットでも調べましたが、この循環を廻している原資とお金の流れ、その循環の物理的な仕組みをもっと知りたいものです。

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