MAGAZINEマガジン

連載

YAJIN LENS by 岩崎努

第13集:「夏祭りだ!」その4

(1)前夜の調べ
例大祭の囃子方は、太鼓、三味線、横笛などが列をなして練り歩きます。
ここでは女性が活躍します。
写真は、8月13日のお祭りの前夜に、囃子方が揃って試演した時のものです。
当日は小雨でしたが、前日とあって、盛り上がりました。
"Night In Shimoda !!!"
DSC_7658AA.jpg

写真転載複製厳禁
場所:下田の町中
日付:2018年8月13日
データ:Nikon D700 f4 ss 1/60 ISO 2000

(2)伝統の響き
8月14日の夜には、囃子方による、揃い打ちというのをやります。
太鼓の調子やお三昧、笛の音は、江戸時代初期にまでさかのぼるといわれ、伝統の響きが町に流れます。
下田っ子は、幼少の時から、和楽器に親しんでいて、伝統が受け継がれています。
DSC_9231AA.jpg

写真転載複製厳禁
場所:下田市稲生沢川河岸端
日付:2016年8月14日
データ:Nikon Df ss 1/30 ISO 800


(3)心に残る太鼓台
太鼓が乗った山車を先頭に、囃子方の行列がこれに続きます。
太鼓台の上には、各町内にシンボルとなっている飾りが取り付けてあります。
祭り全体の巡行は、供奉道具、お神輿、そして最後を飾る太鼓台が順次前進していきます。
DSC_2577A.jpg

写真転載複製厳禁
場所:下田市八幡神社前
日付:2022年8月14日
データ:Nikon Df f18 ss 1/125 ISO 100

岩崎 努 プロフィール
1963年4月生まれ。京都市出身。
上智大学文学部哲学科卒業後、出版社勤務、水泳のインストラクターなどを経て、同志社大学大学院文学部西洋史科に入学。
在学中に、イタリアのペルージア大学付属機関「古代社会研究所」に籍を置き古代イタリア民族「エトルスキ」の文明研究を続ける。
帰国後、病のため研究を断念、2013年11月に下田市に移住。
2016年に下田市の「第4回下岡蓮杖フォトコンテスト」にてグランプリを受賞し、写真家の道を歩み、現在に至る。
344513050_809874237191773_284151678235558685_n.jpgのサムネイル画像

NEXT

PAGE TOP