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オダワラ興味sing!sing!選曲リスト

Vol82 2022-07-20 ゲスト:井上ケイさん+山内康浩さん

今月のゲストは井上ケイさん、そしてケイさんとともに活動している山内さん〜番組始まって以来のお二人のゲスト出演です。

ケイさん、HOMIE KEI、CHICANO KEIとして映画や漫画等で過去のヤンチャだった時代が知れ渡っていますが、アメリカでの10年に及ぶ投獄から帰国後、ファッション、タトゥー、書籍、コンピレーションCD、DVD、映画などの幅広いプロデュースで、湧き上がるチカーノ・ブームの象徴的存在に。
また、米刑務所内でカウンセラーの資格を取得し、ボランティア団体「Good-Family」を設立。現在運営するマリーナ「HOMIE Marine CLUB」では悩める子供・親たちが集まる場所に。
その活動に共鳴し、このたび、ゲストでお招きしました。

それらの活動の集大成として「一般社団法人Homie子ども未来育成会」が本格的に始動。そこを拠点にお二人のますますのご活躍、楽しみです。
今回の収録...思わず目頭熱くなるお二人の子どもたちへの思い、未来への希望、ぜひ、お聞き下さい。

また、悩みを抱えている方、一人で籠もらず、彼らにその苦しみを投げかけてみて下さい。
お問い合わせはこちらから
きっと、修羅場潜ってきたお二人、なんらかの変化の糸口、きっかけ、いただけるかも〜

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今回の選曲は〜大リスペクト!しているこの二人の先輩たちのハートに響いちゃう唄声を〜


*一曲目

加川良 青空
ブルーハーツのカバーだけど、こちらもなんともたまらない味が...遺作『みらい』より。
加川さん、残念ながら5年前に肉体を離れてしまいました...1947年11月21日生まれ、滋賀県彦根市出身のシンガー。本名は小斎喜弘。
学生時代にグループサウンズのヴォーカリストとして活動。卒業後にアート音楽出版へ入社。在職中に高石ともや、岡林信康、中川五郎、高田渡らフォーク・シンガーと交流し、70年に岐阜・中津川での第2回全日本フォークジャンボリーに飛び入り。喝采を浴びて一躍人気を博し、翌年に『教訓』でアルバム・デビュー。
以降、多くの共演者とのバンド活動のほか、88年からはプライベート加川良としてソロ活動を展開。1年に全国を回るペースでライヴを継続。

2016年12月より急性白血病のため入院していたが、2017年4月5日に東京都内の病院で死去。69歳没。
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合掌。

この映像で語られている佐藤正治さんは、静岡県出身の日本のミュージシャン、作詞、作曲家、ドラマー、パーカッショニスト、ボイスパフォーマー。現在、熱海在住。同じく熱海在住のヒカシュー巻上公一さんとも活動しています。

*二曲目

早川義夫 サルビアの花 
ジャックスを率いて日本のロックの嚆矢となった早川義夫がURCに残した唯一のソロ・アルバム。ピアノの弾き語りによる真摯な歌が胸に迫る。1969年11月発表、『かっこいいことはなんてかっこ悪いんだろう』。
その後、早川さんは音楽業界からひっそりと足を洗い、人前から消えてしまった。そして川崎の武蔵新城駅前に「早川書店」を開き長らく本屋のオヤジとして第2の人生を歩んだ。この時に書いた「僕は本屋のおやじさん」という本を読んだのは高校生の時。
で、当時町田に住んでいた自分は小田急と南武線を使い、早速、この書店を訪ねたのでした...そこにはサングラスでは無く、眼鏡を掛けた早川さんが店番をしていました。
早川書店のオリジナルつげ義春のブックカバーがとても良かった。小さな書店なんだが、超個性的、癖のある品揃えに納得した。店主が早川義夫なので普通の書店なわけがない。でも、西荻のプラサード書店、新宿の模索舎等々とも違い、そこがたまらなかったけど〜普通の本屋を装い、エロ本なんかも置いてあったのでした...

さてさて、今回の選曲、いかがでしたか?
引き続き
Let's enjoy the music 〜:)

...番組の感想やリクエスト等、送っていただけたら幸いです。
fmo@fm-odawara.com


*YouTube
https://youtu.be/P6DJELU180c

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