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本日の一本

『ダリダ~あまい囁き~』

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ダリダ~あまい囁き~

*解説より
54歳の若さで亡くなり、2018年に生誕85周年を迎えたフランスを代表する女性歌手ダリダの生涯を描いた伝記ドラマ。
1933年、エジプト・カイロのイタリア移民の家系に生まれたダリダはミス・エジプトに輝いたのち、56年に歌手としてデビュー。それからわずか2カ月でゴールドディスクを受賞し、一躍スターダムに上り詰めた。アラン・ドロンとのデュエット曲「あまい囁き」や「18歳の彼」など、世界的なヒット曲も生み出したダリダは女優としても活躍。
輝かしい成功の一方、私生活では恋愛に翻弄され、87年5月に「人生に耐えられない、許して」と書き残し、自ら54年の生涯を終えたダリダの生涯を映画化。

*TAO LABより
美しくも刹那く...感情移入し、じわっと考え感じさせられる映画でした。

10代前半によく観たフランス映画やイタリア映画の、アメリカやイギリスとは違う、なんともロマンチックで郷愁をそそる言葉や仕草や景色を思い出し、当時の我ながら早熟だった自分とも出会えたような。

けっしてハッピーではないけど、好きな世界、テイスト。

ダリダ本人の唄と演じたイタリア人のスヴェヴァ・アルヴィティがシンクロしました〜伝記映画ではなく現実のような。
また映画のなかで着ている華やかでお洒落なファッションにも大変痺れましたよ。

色んな意味でオススメです。
サントラもおもわず買っちゃいました。
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*おまけ
ダリタ本人の映像
昨日、代表曲"Paroles Paroles〜あまい囁き"は各国Verとともにこちらにアップ
ここではこれらを〜映画で印象に残った曲たち。

" il venait d'avoir 18 ans〜18歳の彼"
ここではあえて日本語Verをピック

"Je suis malade〜灰色の道"

"besame mucho〜ベッサメムーチョ"

【人は、たとえ全世界を手に入れても、自分の命を失ったら、何の得があろうか。】
(マタイ16:26)

肉体は消えても音楽は永遠に。
合掌

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