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日本の言葉の由来を愛おしむ―語源が伝える日本人の心

お伝えしているようにTAO LABの最近の探求テーマは「日本語」→「日本語脳」。
公私に渡ってお世話になっている沖縄の一般社団法人"Sango"トモ子さんに先日教えていただいたこの本をピックアップ。

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日本の言葉の由来を愛おしむ―語源が伝える日本人の心
高橋こうじ :著

*出版社紹介文より
私たちがいま話している日本語は、どんなにありふれた単語でも、かつて誰かが生み出し、いまに至るまで使い続けられてきたもの。つまり、由来を持っています。
たとえば「住む」とは、心が<澄む>状態で過ごせること。
「前」の「ま」は<目>、「え」は<方向>。自分の目が見据えている先が「前」なのです。
由来をひもといて出会えるのは、先人たちの優しさ、知恵、ユーモア......。
雅な言葉だけが"美しい日本語"ではありません。
いつも話しているふつうの言葉を見つめ直してみませんか。

*TAO LABより
振り返ると発する言葉で人を傷つけてきてしまいました。また、自分自身をも、結果...。
学校や職場や家族間、マスコミやTVのみならずネット社会となり、言葉の暴力が蔓延している今、言葉は言霊ともいわれるように、本来は慎重に発するべきものだとつくづく反省しています。

言葉は暴力としても力を持ちますが、この本を読んでとてもほっこり、ゆったり、せいせいと。なごやか、たおやかな気分になりました。四季の移り変わりや天然の景色と同じようになんて日本語は綺麗なんだ!なんて素晴らしい成り立ちなんだ!と歓震しています。

あらためて特に日本語は言霊の力が強いように思います〜余談ですがTAO LABのTAOは「道」でもありますが、響きとしては「たおやか」からいただいています。日本語、イカスなぁ〜。じわじわじわ〜っと感動続いています。
オススメの1冊です。

PS
日本語日本語脳に興味持ち始めたかたはぜひこの講演会にお越し下さい。
慶應義塾大学タタミゼプロジェクト講演会
6月3日(日)午後から慶応大学にて。無料です。

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